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【人工呼吸器なので救えると致死率は抑えられるのか?】

重症化した場合でも行う多くの治療は、肺炎に対する「支持療法」というものです。
基本的に、何らかの原因で呼吸が苦しくなってなった場合、その状態、重症度によって
以下の いずれかの方法で呼吸をうながします。

     ①酸素投与
     ②陽圧
     ③気管挿管をして人工呼吸器
     ④人工心肺装置「ECMO(エクモ)」 体外肺と言って肺を人工心肺

※④が最も症状が重症であり、人工的に血液を管で体外に出して酸素を
  供給することで人工的に呼吸を行います。

ただし、そういった機械をどこまで活用できるかは、医療機関や国によって差が発生します。

日本の場合でも、この「ECMO(エクモ)」を使える病院は多く存在します。
しかし、感染症という状況で都内でも「ECMO(エクモ)」すぐに使えた病院はおそらく
大学病院で、2、3個しかありません。

もちろん、各医療機関ですぐにできるように、キャパシティを上げるために努力はしてますが、
一朝一夕に機械や人が増えるわけではない。
まず、実際に「ECMO(エクモ)」を使うにはリソースが必要です。

例えば、医師、看護師という人材、機械、そして感染症対応の病室(ICU) そういった
リソースを考えると、中国の大都市、武漢(ウーハン)といえども、決してそれらが多くなかった
と考えられます。

【インフルエンザ肺炎患者の肺が全く機能しない時、人工心肺を使った?】

もちろん、「ECMO(エクモ)」はかなり重症の方に適用しており、実際に使用しています。
しかし、「ECMO(エクモ)」の適用はすごく難しくて、なんとか人工呼吸器までで頑張ろうと
することが多いです。

実際には、本当の緊急事態、本当の最重症の方に使用する機械なので、そういう症状の方が
同時に数多く発生すると医療のキャパシティが一気に超えてしまいます。
今回の新型コロナウイルスで数多くの重症者が発生した中国の武漢(ウーハン)とかでは、
やはりそういう状況があったのではないかと推測できます。

【医療機関に大量に人が押し寄せて医療崩壊するリスクは大きいのか?】

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重症者が増えてしまうと、キャパシティは一気になくなってしまいます。
また、軽症な方も今のところ指定感染症なので、原則入院なんです。

しかし、キャパシティがなくなってくれば、自宅待機するようにという厚生労働省からの通知も
出ているが、やはり感染が広がれば、ある一定の割合で重症化10%と言われています。

おそらく、重症化10%が20%になれば、容易に医療のキャパシティというのはなくなるものと
推測します。

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